骨盤の歪みで生じる症状

骨盤(こつばん)が何らかの(なんらかの)原因(げんいん)で歪む(ゆがむ)と、体(からだ)にさまざまな症状(しょうじょう)が現れ(あらわれ)てきます。たとえば、骨盤(こつばん)の中(なか)にある仙骨(せんこつ)は、深く(ふかく)女性(じょせい)ホルモンと関係(かんけい)しているので、この仙骨(せんこつ)が歪む(ゆがむ)と、生理(せいり)不順(ふじゅん)や不妊(ふにん)などの問題(もんだい)が生じる(しょうじる)場合(ばあい)があります。また、肌荒れ(はだあれ)にもなりやすくなります。「腰椎(ようつい)」は骨盤(こつばん)と連動(れんどう)しているのですが、それが歪ん(ゆがん)だり傾い(かたむい)たりすると、腰痛(ようつう)を引き起こす(ひきおこす)原因(げんいん)となります。また、骨盤(こつばん)がどちらかに傾い(かたむい)ていると、大腸(だいちょう)がうまく機能(きのう)せず、便秘(べんぴ)や下痢(げり)の症状(しょうじょう)が出(で)やすくなります。骨盤(こつばん)の腸骨(ちょうこつ)は、1日(にち)のうちに何度(なんど)も開閉(かいへい)しているのですが、何か(なにか)の原因(げんいん)によって、広がり(ひろがり)過ぎ(すぎ)て閉じ(とじ)づらくなったり、逆(ぎゃく)に閉じ(とじ)た状態(じょうたい)のままになったりすることがあります。骨盤(こつばん)が開い(ひらい)たままになると、腸骨(ちょうこつ)で支え(ささえ)られていた内臓(ないぞう)が下垂(かすい)してきます。それにより、内臓(ないぞう)の機能(きのう)が低下(ていか)するので、冷え性(ひえしょう)になりやすくなります。骨盤(こつばん)は頭蓋骨(ずがいこつ)にある後頭骨(こうとうこつ)と連動(れんどう)しているので、骨盤(こつばん)が広(ひろ)がってしまうと、顔(かお)の骨格(こっかく)にも影響(えいきょう)し顔(かお)が大きく(おおきく)なりますし、骨盤(こつばん)が歪む(ゆがむ)と顔(かお)の骨格(こっかく)までも歪ん(ゆがん)で、顔(かお)がいつもむくんで見え(みえ)てしまうそうです。さらに、骨盤(こつばん)が広がる(ひろがる)と、それと同時に(どうじに)お尻(おしり)も大きく(おおきく)なったり、下半身(かはんしん)に肉(にく)が付き(つき)やすくなったりします。大腿骨(だいたいこつ)は骨盤(こつばん)と連動(れんどう)しているので、骨盤(こつばん)が開く(ひらく)と大腿骨(だいたいこつ)も開き(ひらき)、足(あし)が外側(そとがわ)に向き(むき)やすくなります。そして、O脚(おーきゃく)やX脚(えっくすきゃく)になってしまったり、猫背(ねこぜ)になったりと、悪い(わるい)姿勢(しせい)になってしまいます。逆(ぎゃく)に骨盤(こつばん)が閉じ(とじ)たままですと、なかなか寝付け(ねつけ)なかったり、不眠(ふみん)になったりします。正常(せいじょう)な状態(じょうたい)だと、寝(ね)ているとき骨盤(こつばん)はもっとも開い(ひらい)ています。ところが、緊張(きんちょう)していたり、不安(ふあん)なことがあったりすると、いつも骨盤(こつばん)が閉じ(とじ)たままになり、眠れ(ねむれ)なくなって不眠(ふみん)となってしまうのです。また、いつも緊張(きんちょう)状態(じょうたい)であることから、怒りっぽく(おこりっぽく)なりますし、常に(つねに)イライラしてしまいます。このように、骨盤(こつばん)の歪み(ひずみ)は、体(からだ)のさまざまな部分(ぶぶん)や精神面(せいしんめん)に、悪影響(あくえいきょう)を与える(あたえる)ことになります。そのような症状(しょうじょう)に悩まさ(なやまさ)れている人は(ひとは)、骨盤(こつばん)矯正(きょうせい)体操(たいそう)などで、心(こころ)も体(からだ)もリフレッシュしましょう。

骨盤矯正 ダイエット

骨盤が何らかの原因で歪むと、体にさまざまな症状が現れてきます。

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