日常生活の中で骨盤矯正

骨盤(こつばん)は、日常(にちじょう)生活(せいかつ)の中(なか)で少しずつ(すこしずつ)歪ん(ゆがん)だり、傾い(かたむい)たり、ズレたり、開い(ひらい)たりしていきます。歪ん(ゆがん)でしまった骨盤(こつばん)は、すぐには矯正(きょうせい)できませんが、日常(にちじょう)生活(せいかつ)の中(なか)で少し(すこし)気(き)を付ける(つける)だけで、徐々に(じょじょに)骨盤(こつばん)を矯正(きょうせい)することができるのです。それでは、日常(にちじょう)生活(せいかつ)の中(なか)で行なう(おこなう)ことができる、骨盤(こつばん)を矯正(きょうせい)させるための方法(ほうほう)を紹介(しょうかい)します。普段(ふだん)の生活(せいかつ)では、いつでも腹筋(ふっきん)を意識(いしき)するようにして、時間(じかん)が少し(すくなし)でもあるときは、腹式呼吸(ふくしきこきゅう)などを行って(をおこなって)腹筋(ふっきん)を常に(つねに)動かす(うごかす)ようにしましょう。また、手(て)や足(あし)で使っ(つかっ)ていない方(かた)があったら、意識(いしき)して使う(つかう)ようにしましょう。ガニ股(もも)の人(ひと)の多く(おおく)は、常に(つねに)骨盤(こつばん)が開い(ひらい)たままになっているので、意識的(いしきてき)に内股(うちまた)にするように心がけ(こころがけ)て歩き(あるき)ましょう。また、盤(ばん)を閉める(しめる)ために、歩い(あるい)たり立っ(たっ)たりしている時(とき)は、足(あし)の親指(おやゆび)の内側(うちがわ)に、ギュッと力(ちから)を入れる(いれる)ようにしましょう。ハイヒールなどのようなかかとの高い(たかい)靴(くつ)を履い(はい)ていると、足(あし)の外側(そとがわ)に力(ちから)を入れて(いれて)歩く(あるく)ようになり、それが骨盤(こつばん)を開い(ひらい)てしまう原因(げんいん)となります。なるべく、自分(じぶん)に合っ(あっ)たかかとの低い(ひくい)靴(くつ)を履く(はく)ようにしましょう。また、いつでも背筋(せすじ)を伸ばし(のばし)た正しい(ただしい)姿勢(しせい)であることを心がけ(こころがけ)ましょう。いすに座る(すわる)時(とき)も、深く(ふかく)腰(こし)をかけるようにして、背骨(せぼね)を曲げ(まげ)ないようにしましょう。そして、できるだけ足組み(あしぐみ)をしないように心がけ(こころがけ)ましょう。寝る(ねる)ときでも、横向きに(よこむきに)ならないように意識(いしき)して、仰向け(あおむけ)で寝る(ねる)ようにすることも大切(たいせつ)です。ただ、あまり意識(いしき)しすぎて神経質(しんけいしつ)になっては長続き(ながつづき)しないので、骨盤(こつばん)矯正(きょうせい)を日常(にちじょう)生活(せいかつ)の中(なか)で自然(しぜん)と取り入れる(とりいれる)気持ち(きもち)で行なっ(おこなっ)てくださいね。